新生「ボブソン」が作るボブソンスタイル
2009年11月4日、旧ボブソンから「ボブソン」ブランドの譲渡が完了、新しい体制のもと、新生ボブソンが動き出した。変革のテーマは、挑戦と創造。
低価格化が進み、ジーンズが売れない時代と言われる中、「これまでの60年にわたるモノづくりの歴史と実績、ノウハウを武器に、メーカーとしてボブソンスタイルを確立していく」と、齋藤俊一社長は言い切る。
今回、2010年春夏展示会で発表した、メンズ・レディスの「ボブソン」ブランドもそのひとつ。同社ならでのジーンズをそれぞれのテーマやスタイルに合わせて開発。今後が楽しみなブランドだ。
とはいえ、ボトムだけでは提案強化にも限界もある。ゆえに、付加価値の高いアイテムを開発し、日常から非日常までのシーン展開を含めたトータルコーディネートを提案することも重要になってくる。そのため、「あらゆる可能性を否定しないし、ジーンズに固執しない」(齋藤社長)と述べている。そして、山口工場による"メイド・イン・ジャパン100%"のモノづくりも切り口にあげ、付加価値の高いモノづくりに自信をのぞせていた。
今回の新体制により、人員体制も大幅に縮小。今後は東京に本社を移管し、モノづくりは今まで通り、岡山を拠点としていく考え。準備期間も短かった今回だが、次回の展示会では具体的なボブソンスタイルが提案されるだろう。そこにも注目したい。